Loire-Day4

Day4:トゥール、リヴォー城、フォントヴローDay4:トゥール、リヴォー城、フォントヴロー

ロワール渓谷周辺に詳しいわけでは決してありませんが、なんとなく知っているお城の名前も、何も一つもないところを訪ねたこの日。忘れられないとても素晴らしい一日となりました。

トゥール
Tours

トゥールという街の名前は馴染みがないかもしれませんが、ロワール地方のお城めぐりをする際には、拠点となる美しい地方都市です。15世紀の街並みが残る旧市街のプリュムロー広場は今も若者が集まり、今日も活気のある場所で見どころが沢山。パリのノートルダム寺院のように観光客で溢れていないけれども、同じように立派なサン・ガシアン聖堂も必見です。13世紀のステンドグラスと、正面のバラの窓も15世紀の傑作。そんな素晴らしい歴史建造物が、今も生活圏として街並みに馴染んでいます。

リヴォー城
Château du Rivau

トゥールからは60キロ、車で一時間移動。現在は個人所有のお城となり、訪れる人を楽しませる現代アートや、お庭にも遊び心が一杯散りばめられており、お庭のお花が大変美しい場所です。それでも歴史は15世紀まで遡り、昔から馬を育てていた場所として知られ、あのジャンヌ・ダルクが戦闘用の馬を探しに来た事、そして、ラブレーの「ガルガンチュア物語」に出てきた事でも知られる由緒あるお城を訪ねました。

フォントヴロー修道院
L'Abbaye de Fontevraud

プランタジネット朝・・・と言われても皆ハテナではありましたが、その墓所があるフォントヴロー修道院はその規模もさることながら、その独創性でも見る人を圧倒する建造物です。1101年に建てられたフォントヴロー王立修道院は、女性が長を務める男女別の修道会であることが特徴で、全36人の女性修道長(その殆どが王家の血をひく人々)によって代々管理され続けました。7世紀にわたりヨーロッパ最大の修道院都市であり、プランタジネット王朝の菩提所として知られ、革命までは国内最大の権力を有する修道院として知られました。そんな歴史ある修道院は、1804年にナポレオンが監獄として利用するために監獄用へと改装されています。中央刑務所の機能は、なんと1963年まで続いていたのですが、現在では、文化コミュニケーション省管轄下の「出会いの文化センター」として、歴史やクリエイションにかかわるイベント、コンサートやシンポジウム、展覧会などが開かれる文化施設になっています。この中にもホテルがあり、なんとこんなに歴史ある建物なの中に、24時間アクセス可能という太っ腹なサービスに、3人とも愕然としてしまいました・・・。こんな1000年もの歴史があるところに自由に出入りできるなんて・・・。

フォントヴロー・レストラン
Fontevraud Le Restaurant

こんな素晴らしい建造物の中には、大変スタイリッシュなレストラン、しかも一つ星のレストランがあり、感激が続きます。美味しさはもちろんの事、1000年も続く歴史を壊さず生きる空間として使用するための、全ての洗練されたデザインにも圧巻されました。

ホテル
LA CROIX BLANCHE

フォントヴローの入り口まで5分もかかわらない、目の前にあるホテル。小さな小さな美しい街の中から修道院にアクセスできる美しく快適なホテルは、修道院のホテルと大変迷うところですが、絶対おススメです。ただし、24時間修道院内へのアクセスという素敵な体験をしたい場合は、修道院内のホテルに泊まることをおススメいたします。

おまけ

広大なお庭に加え、歴史遺産の建造物である、世界遺産のフォントヴロー修道院。コンテンポラリーアートも収めた寺院内に24時間アクセス可能という、日本では考えられないサービスにただただ驚くばかり。自分だけの優雅な時間をゆっくりと持たせてもらえました。

Photo by Mizuki Itakura