エクス・アン・プロヴァンス:南仏のエレガンス

  • © Sophie Spiteri

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エクス・アン・プロヴァンス:南仏のエレガンス aix em provence fr

南仏プロヴァンスの中心都市、エクス・アン・プロヴァンス。明るい空、噴水の水に光が反射し、プラタナスの木陰では穏やかな時間が流れる。歴史ある街を散策すれば、カフェやレストランのテラス、色とりどりの市場で、プロヴァンスならではの生活の豊かさを感じられます。町から一歩外に出ればブドウ畑、オリーブ畑が点在するエクス地域の典型的な田舎風景が広がります。まるでセザンヌの絵の中を旅するかのように。

エクスの美術館 - セザンヌの街、女性必見の邸宅美術館

セザンヌの町、エクス:近代絵画の父と言われるポール・セザンヌ(1839-1906)。印象派に出会い、そして自称素朴派の画家として「新しい芸術」を作り上げます。故郷エクスには画家自ら設計し晩年の4年間を過ごしたアトリエがあり、今日一般に開放されています。
女性必見、18世紀の私邸:コーモン芸術センター 当時のままに修復された18世紀の邸宅の中にある芸術センター。18世紀風のティールーム、レストラン、カフェや、図書館、フランス式庭園もあるセンターでは、年間2つの国際展覧会を開催しています。
印象主義者:シスレー 2017年6月10日~2017年10月15日
ピカソとの会話:ボテロ 2017年11月24日~2018年3月11日
www.caumont-centredart.com/en/home

シャトー・ラ・コストでワインと現代アートを満喫

エクス近郊のワインシャトー、ラ・コスト(La Coste)はワイン生産だけでなく、毎年25万人が訪れる現代アートファン必見のスポットです。プロヴァンスに魅了されたオーナーは、広大な土地を取得すると同時に、世界中の現代アーティスト、建築家達にオリジナル作品の制作を依頼。結果、現代美術の膨大な作品群を青空のもとで楽しめる屋外美術館となりました。日本からも安藤忠雄、宮島達男、杉本博らが作品を展示し、ジャン・ヌーヴェル、アイウェイウェイ、ルイズ・ブルジョワ、フランク・O・ゲイリー、JMオトニエル、レンゾ・ピアノなど巨匠達の作品が自然の中に点在し、ワインを片手にアート散策ができます。

エクスの歴史地区に隈健吾の音楽施設

エクスのセクシウス・ミラボー地区は、文化施設を中心とした新開発地区として、大劇場を中心にさまざまな新しい建築を目にすることができます。中でもエクスの音楽学校(コンセルヴァトワール)は日本人建築家隈健吾氏の設計になり、アルミニウムの独特な外観でランドマークとなっています。

エクスの名物カリソンの作り方

カリソンのストーリー
プロヴァンスの銘菓カリソンはメロンの砂糖漬けとアーモンドをすりつぶしたペーストでできたお 菓子。砂糖のグラサージュ仕上げ、底にはパン・アジムが使わ れています。オレンジの花のエッセンスが使われる、この小 船形のエクス・アン・プロヴァンスの特産品は15世紀からの長きに渡って人々に親し まれています。見学できるカリソン・デゥ・ロワ・ルネの工場はエクス中心街からバスで10分。
歴史を少し…
カリソンは1473年にこの地で誕生しました。 伝説では、ルネ王(プロヴァンスの伯爵)が妻ジャンヌ・ド・ラヴァル との婚約披露宴*にて、この新しい女王への愛情を表現するために考えられました。ある宮廷人が驚き、隣に座っていた人に「あれほど嬉しそうに、女 王は何を召し上がっているのか」と尋ね、「ディ カラン スーン」(“カラン”とはフランス語で“優しく撫でる、抱くこと”の意)と答えたことから、カリソンの名は誕生しました。 *この披露宴の様子を描いた絵が、サン・ソヴール大聖堂で見 ることができます。 後に、1630年の黒死病が国に大被害を与えた痛ましい時期、カリソンがこの恐ろしい病から街を守 ったともいわれています。 1995年から毎年9月の第一日曜日、グ ラネ美術館に隣接するサン・ジャン・ド・マルト教会でカリソンの祝福式の際にこれを祝います。

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