駅舎の旅-ルルド駅

駅舎の旅-ルルド駅 33 avenue de la gare  65100 Lourdes fr


駅舎の旅-ルルド駅(Gare de Lourdes)


1866年に鉄道が開通、1887年に駅舎は改築された。

この鉄道が開通する前にこの村では奇蹟が起こった。1858年2月11日に村の14歳の少女ベルナデット・スビルーベルナデットが薪拾いをしていると聖母マリアが出現。マリアがここに聖堂を建てるよう望んでいると伝える。周囲の人々も次第ら聖母の出現を信じるようになった。以後、聖母がこの少女の前に18回にもわたって姿を現したといわれ評判になり、とうとう1864年には聖母があらわれたという場所に聖母像が建てられた。この話はすぐにヨーロッパ中に広まったため、はじめに建てられていた小さな聖堂はやがて巡礼者でにぎわう大聖堂になったのである。当然長い歴史を持つ宗教であり実は聖地も奇蹟が起こった場所は他に沢山あるのだが、一気に聖地になったのは新聞による報道と鉄道がこの地に開通したことがある。行きやすい聖地だったのである。こうしてこの村は現在に至っても多くの人々が訪れる。年間120万人ほどがやって来て、その半数以上が巡礼者であるという。このように近代の聖地さえ作り出す鉄道の力を見ると驚くばかり。駅舎は建て替えられ、場所柄バリアフリーの駅となった。聖地さえも作り出す鉄道のパワーをこそ、ここで感じたい。

 

住所 33 avenue de la gare 65100 Lourdes


近代の聖地は鉄道が作り出す度★★★★★