ミディ運河 交易とワインの発展

ミディ運河 交易とワインの発展 canal du midi fr

この運河の建設プランは、ベジエ出身の徴税使ピエール=ポール・リケにより発案されたとされるが、アイディア自体はローマ時代からあり、起源2世紀ごろタキトウスが提案し、中世にはカール大帝が調査させたという。わざわざ大西洋岸から物資を輸送する際に、スペインをぐるりと回ることなく、さらにはジブラルタル海峡の通行税を払ってスペインを富ませることなく、地中海沿岸に物資を輸送を可能にするルートの建設はこの辺りの人の悲願であったのだろう。リケの案を受け、ルイ14世は国家プロジェクトととし、工事は14年にも及んだ。

この運河によりミディ・ピレネー地方、ラングドック・ルシオン地方だけではなく、ジロンド川と繋がったためボルドーのワインも地中海沿岸の各国に送ることが可能となった。こうして販路を拡大し、フランスワインの評価も各地で上がり、沿岸地域は水上輸送の交易の中心地として大いに栄えることとなった。

とはいえ鉄道の時代となり、ミディ鉄道が敷かれると、時代の移り変りは速く、遊覧の河となりました。1996年に世界遺産に登録。

 

今日運行される船は遊覧船と時速6キロの船。ボートの運転免許は不要で、レクチャーを受けるとボートを借りることが出来る。ディナークルーズやランチクルーズの船もあり、ホームページでも各社のサービスを探すことができる。どうぞお楽しみ下さい。

 

240キロも川を掘るとは・・・ミディ・ピレネー地方のここ掘れわんわん度★★★★☆

 



見どころ

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