ナンシー アールヌーヴォー発祥の地

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ナンシー アールヌーヴォー発祥の地 Nancy fr

かつて歴代のロレーヌ公が都を置いたナンシーは、ユネスコの世界遺産に登録された18世紀の建築物群で世界的に有名。スタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場はいずれも、最後のロレーヌ公によってつくられました。

ナンシーはまた、フランスのアール・ヌーヴォー発祥の地であり、「ナンシー派」と呼ばれる芸術運動が1880年から1914年までこの地で起こりました。世界に類を見ない個性豊かなナンシー派美術館など、たくさんの美術館や博物館を有しています。

 

 

中世とルネサンス期の面影を残す旧市街。ここはロレーヌ公宮殿を中心に、店や評判のレストランが集まる若者に人気の地区です。

一方、17世紀末より整備され、町の中心部の主要なショッピングロードが走る新市街は、ポワン・サントラルとシャルル3世広場を中心に中央市場、高級ブティック、ショップ、レストランなどが建ち並びます。

 

 

郊外に目を向ければ、アール・シュル・ムルトにあるボセルヴィル修道院、フレヴィル城、マックセヴィルにあるムーア様式を追求したドゥエラ館など見どころがいっぱい。ナンシーから25kmのところには、「ロレーヌの小ヴェルサイユ」の異名をもつリュネヴィル城もあります。


ナンシーはスイーツの宝庫でもあり、マカロン・ド・ナンシー、ベルガモット、マドレーヌ、ガトー・サン・テーヴル、スタニスラス公伝来のババ・オ・ロムなど自慢の郷土菓子がたくさん。果物のロレーヌ産ミラベルも有名です(旬の89月は生で食されるほか、シロップ漬け、ジャム、ブランデー、リキュールなど)。 

アールヌーヴォー散策

ナンシー市内のあちこちでアール・ヌーヴォー建築を目にすることができます。ナンシー派美術館ではこの芸術運動を代表する偉大なつくり手たちの作品を展示しています。また、600点を超えるクリスタルやガラスの工芸品を集め、世界的に異彩を放つドームコレクションも見逃せません。