ラングドック=ルシヨン=ミディ=ピレネー地方

ラングドック=ルシヨン=ミディ=ピレネー地方 Toulouse fr

フランス南部の中心に位置するラングドック=ルシヨン=ミディ=ピレネー地方は、特別な旅のデスティネーション。ここにしかない時間を過ごすことができます。

 

ぜひ訪れたいのは「バラ色の街」トゥールーズや、アルビとその司教地区(ユネスコ世界遺産)。また天空の村コルド・シュル・シエル、JATA(日本旅行業協会)の「ヨーロッパの美しい村」に選ばれたサン・シル・ラポピー、断崖に佇む中世都市ロカマドゥールなど、個性豊かな村々で昔ながらの雰囲気を味わえます。

 

ピレネー山脈を辿れば、ガヴァルニー圏谷(ユネスコ世界遺産)の壮大な風景に驚くはず。ピレネーの名峰のひとつピック・ドゥ・ミディでは、標高2,877メートルにある天文台が一般開放されています。

 

サンチアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路に沿って、ピレネー山脈をハイキング。ここでは自然が女王。地方自然公園、ピレネー国立公園、自然保護区など数多くの保護地域に、豊かな自然が広がっています。

 

ロックフォールチーズ、フォアグラ、ケルシーの黒トリュフ、カオールのワイン、アルマニャックといった高級食材をお試しあれ。またミシェル・ブラス(ミシュランガイド三ツ星)を始めとする超有名シェフのお料理に舌鼓を打ってみては。

 

ここでは生活と芸術が一体となっています。ロデスに美術館がオープンしたばかりのピエール・スラージュ、アルビ出身のロートレック、モントーバン生まれのジャン・ドミニク・アングルなど、数多くの偉大な画家を輩出しました。

 

16世紀に遡るミディ運河(ユネスコ世界遺産)から、世界で最も高く最も長い斜張橋のミヨー高架橋まで、斬新で大規模な建築も魅力のひとつ。トゥールーズでは、世界最大の飛行機エアバスA380の組立工場やアエロスコピア航空博物館も見学できます。

 

独特な雰囲気と、バラエティーに富んだ景色を堪能できるラングドック=ルシヨン=ミディ=ピレネー地方でラングドック・ルシヨン・ミディ・ピレネーの文化を体験しましょう!

 

 

ショッピング:工芸品や特産品が多いミディ・ピレネー地方には、プレゼントやお土産にぴったりのオリジナリティあふれる品々が揃っています。

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    • ミヨーの手袋:シックなものからスポーティーなものまで、ミヨーの手袋は一流ブランドのコレクションにも取り入れられており、ピアース・ブロスナンやニコール・キッドマンなどのスターたちの手を飾っています。
    • ライヨールのナイフ:テーブルナイフや、バターナイフ、パン切りナイフ、ソムリエナイフをはじめ、小さなスプーンやソルトミルなどどれもスタイリッシュ。フィリップ・スタルク、アンドレ・プットマン、オラ・イト、ヤニック・ジョジオンがデザインを手掛けています。
    • パステルのボディクリーム:パステルは、16世紀以来、ミディ・ピレネーの歴史と深く結びついている植物です。パステルを使った化粧品や、乳液、クリーム、オイルなどの様々な製品が作られてきましたが、今ではとりわけ美容に効果のある特別な性質を持つことがわかっています。
    • トゥールーズのスミレのお茶:トゥールーズを代表する花と言えばスミレ。ヴィオラ・トロザ(トロザとは、地元の言葉でトゥールーズのことです)と呼ばれ、繊細で優しい香りがあり、砂糖菓子やお茶、シロップ、ヴィネガー、蜂蜜など様々な食品に使われています。また、スミレの石鹸やオード・トワレもあります。
    • アルマニャック:フランス特産の、名高く洗練されたアルマニャック。フランス最古のリキュールであるアルマニャックほど個性のあるお酒は他にありません。「三銃士」のダルタニャンの出身地、ガスコーニュのテロワールの琥珀色をした宝です。

 

フェスティバル:ラングドック・ルシヨン・ミディ・ピレネー地方の人は、お祭り、スペクタクル、芸術が大好き。ダンスをして、分かち合い、感動を味わうことも!トゥールーズのリオロコ・フェスティバルのような音楽イベント、オーシュのシルカ(サーカスフェスティバル)、セートの伝統の騎馬槍試合、モンペリエのダンスフェスティバルまで、年間400以上のイベントが、街中や村々で、中世都市で、さらにはガヴァルニーの自然の中で繰り広げられます。

 

ぜひ訪れたいイベント:毎年8月には世界のジャズ愛好家がマルシアックに集合。ここはジェール県の人口2000人の小さな村で、ダルタニャンの故郷。毎年夏に、ダイアナ・クラール、マーカス・ミラー、リシャール・ガリアーノなどのジャス界のビッグネームはもちろんのこと、フェスティバルの後見人ウィントン・マルサリスを迎えます。

 

 

 

  1. サン・シル・ラポピー 

 

トゥールーズから一時間、フランスの最も美しい村に登録されているサン・シル・ラポピーをぜひ訪れてください。カオールを出発すると、断崖絶壁に囲まれた道はやがてロット渓谷の中に入り込み、一度訪れたら決して忘れられない場所へと旅人を導いていきます。100メートル眼下に川を見下ろす岩壁にはりついて、今も見事に昔のままの面影を保つ中世の村です。

 

中世の村が断崖絶壁と一体化している様は目を見張るような光景です。石畳の路地やゴチック風のファサード、要塞のような門やタチアオイの花がまるで美しい滝を描くかのように岩壁上に広がっています。かつては川船で栄え、ろくろ技術で有名な村だったサン・シル・ラポピーには13もの歴史建造物があり、村全体が史跡に指定されています。サン・シル・ラポピーはただ古い建物をそのまま保存しているだけの村でなく、中世の魅力に存分に触れることのできる村です。日射しをさえぎるゴチック様式の門の陰に並ぶ露店やレストラン、カフェ、そして何よりその全体の調和が、見る者に感動を呼びおこします。

 

20世紀初頭よりパリ在住の画廊や画家など多くの芸術家がサン・シル・ラポピーの魅力に引き付けられ、特に1950年代以降にはシュールレアリストの芸術家たちが大勢集まってきました。現在も整備された「現代アートのコース」をたどると、村にある芸術的な空気を感じることができるでしょう。村内のデュラ館は世界の芸術家の活動のために開放され、居住区および活動の場となっています。

 

詩人で作家のアンドレ・ブルトンは、サン・シル・ラポピーを世に知らしめた人の一人です。サン・シル・ラポピーに住むことに決めた彼は「よそへ行きたいと思うことやめた」と明言しています。誰もがそう思うことでしょう。

 

 

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カオールワインの試飲:

陽差しの溢れるぶどう畑、有名なドメーヌと強い個性。シンプルさと享楽さを秘めたワインの優雅さが、ロット川に沿ったカオールのぶとう畑でその頂点を極めます。

 

フランソワ一世の時代から、カオールはその名を冠したぶどう畑の真ん中に位置しています。つまりここが名高い品種のワイン作りの技能の発祥の地なのです。ぶどう畑の中央には、アペラシオンの代表的なぶどう品種にして由緒あるテロワールのマルベックがあり、シャトーやドメーヌはその門戸を訪問者に開放しています。深みのある色、繊細なニュアンス、鮮明な個性を持つ黒ワインと呼ばれるカオールワインを堪能する良い機会です。

 

ぶどう畑を巡るガイド付きハイキングもできます。ハイキングの最後には醸造室での試飲が待っています。時に大げさに時に控えめにワインへの情熱や栽培法を語るぶどう農家との素晴らしい出会いも楽しみ。

 

ワインの試飲には、フォワグラ、アニョー・フェルミエ(農家で育てた仔羊)、ケルシーの黒トリュフ、ロカマドゥールのチーズなど、ワインによく合う地元の特産品もお試しあれ。これら特産品はサンテチエンヌ大聖堂の近くに立つカオールの市場で売っています。

 

夜はぶどう畑の近くで、素敵な宿を堪能してください。貸別荘や民宿から、ロット渓谷とカオールのぶどう畑の上に張り出した丘に佇む13世紀のお城シャトー・ド・メルキュエスのような「ルレ・エ・シャトー」まで、宿泊施設もさまざま。

 

 

ロット川に沿って:

カオールからサン・シル・ラポピーまで、一日、数日間、あるいはわずか一時間でもロット川をクルージングしてみましょう。断崖の上のお城や村、ぶどう畑や歴史文化財などとともに、夢のような風景を堪能できます。

 

ロット川の遊覧船でサン・シル・ラポピーやカオールを訪れてみましょう。

サン・シル・ラポピーの断崖の下には、安心して水遊びができるよう整備されたエリアが。サン・シル・ラポピーの6キロ下流ではガニルの曳船道を通ります。渓谷のふもとに整備された1キロに及ぶ水路は、ロット川で最も素晴らしい風景がご覧いただけます。

 

カオールに入ると、ロット川はユネスコ世界遺産に登録されたヴァラントレ橋の下や、サンチアゴ・デ・コンポステーラの巡礼教会であるサンテチエンヌ大聖堂の近くを流れます。

14世紀の城壁はユネスコ世界遺産に登録され、ヴァラントレ橋はカオール市の象徴となっている3つの見張り塔を持つ非常に堅固な橋。

 

カオール下流のロット川沿いには、他にもカステルフランの城塞都市、アルバスのぶどう畑の村、リュゼックやピュイ・レベックの中世都市など、訪れる場所がまだまだあります。