ビエンナーレ「エスチュエール・ナント - サンナゼール」
ビエンナーレ「エスチュエール・ナント - サンナゼール」 9 Rue des États 44000 nantes
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ロワールの河口で祝う、現代アートビエンナーレ
現代アート界を牽引する30人の作品が、西フランス、ロワール河口に屋外展示されます。ロワール川の自然とアートの魅力に触れる旅へ出かけましょう。
ナントの中心街から離れ、ロワール川が大西洋に流れ込む河口付近で2年に1回開催される「エスチュエール・ナント - サンナゼール」。ナントから大西洋に面した港町サン・ナゼールまでのロワール河口一帯に、現代アートのモニュメントやオブジェ、インスタレーションが展示されます。
イベント名「エスチュエール」はそのまま「河口」という意味。
どの展示作品も、徒歩、自転車、または車で(各展示ポイント近隣に駐車場あり)鑑賞することができ、夏には船からも眺めることができます。
ナントからサン・ナゼールまでの約60kmのロワール河口は、現代アート作品を展示する野外美術館となり、訪れる人を魅力ある自然・歴史遺産の旅に誘います。
参加アーティスト:
ダニエル・ビュレン、アトリエ・ヴァン・リースホウト、黄永砯、ジル・クレモン、ジミー・ダーラム、西野達、川俣正、アンジュ・レッチア、フランソワ・モルレ、ムザク・モリソー、ロマン・ジグナー、フェリチェ・ヴァリーニ、エルヴィン・ヴルムなど
これまでに話題になったインスタレーションには、地上15メートルの高台に建てられた煙突の家「ヴィラ・シュミネ」、ぐにゃりと曲がったボート「誤解不能」、まるで沈んでいきそうな「ロワール河に浮かぶ家」、海岸に置かれた全長120メートルのくねくねの「大洋の蛇」などなど、スケールが大きく、どこかユーモラスな作品が目に留まります。
作品によっては会期以降も残され、永続的な観光スポットとなることもあるとか。