トゥールーズ・ロートレック美術館(アルビ)

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トゥールーズ・ロートレック美術館(アルビ) Palais de la Berbie, Place Ste Cécile 81000 Albi fr

シリーズ:建築で巡る美術館-美術館へと転身を遂げた建築物のご紹介-

20世紀初頭のパリの夜の世界を描いたポスター画が日本でも人気のあるアンリ・ドゥ・トゥールーズ=ロートレック。彼はこの名前が示すように名門伯爵家の出で、その長男として、南仏ミディ・ピレネー地方のアルビで生まれた。13歳の時に落馬をして左大腿骨を骨折、翌年には右大腿骨を骨折して背が伸びなくなってしまった。そんな彼が打ち込んだのが絵画であった。

 

37歳の若さで亡くなった後、画商の母親アデール伯爵夫人が作品をアルビ市に寄贈したことから、ロートレックのための美術館のとして選ばれたのが、世界遺産ベルビ宮殿である。この宮殿は13世紀に建てられた司教館であり、「アルビの司教都市」として世界遺産(文化遺産)に登録されている。

手入れの行き届いた中庭は花に溢れていて、上から見下ろすとアルビの街も一望できる。

 

作品の素晴らしさもさることながら、掛け値なしに素晴らしい建物が美術館になっている例であろう。この地方の独特の赤いレンガが積み上げられて作られたこの宮殿を訪ねることができるだけでも価値があろう。


アドレス; Palais de la Berbie, Place Ste Cécile, 81000 Albi

 

世界遺産の建物が美術館とは・・・邸宅美術館としては文句なし度★★★★★



見どころ