ピカソ美術館━邸宅美術館(アンティーブ)

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ピカソ美術館━邸宅美術館(アンティーブ) 06600 ANTIBES-JUAN-LES-PINS fr

シリーズ:建築で巡る美術館-美術館へと転身を遂げた建築物のご紹介-


カンヌから10kmほどの街アンティーブは2000年もの歴史を持ち、ナポレオンがエルバ島からこの地に上陸し、パリに進軍して再び帝位についた地でもある。そのアンティーブの美しい海岸線にあるアンチポリスの丘にロマネスク様式の四角い塔を有するグリマルディ城が建つ。古代ギリシア時代にローマ軍が要塞として築き、14世紀にはグリマルディ家の所有、その後は市庁舎や兵舎として使われ、1924年に市の博物館となった。


1946年夏、隣町のゴルフ・ジュアンに滞在していたピカソが大きな作品用のアトリエを探している噂を聞いたアンティーブ市はその美術館の一室を提供。ピカソは、9月から11月まで城の最上階にある南角の部屋で創作に励み、ここで創作した作品の多くをピカソはアトリエに残した。アンティーブ市はそれらを翌年の1947年に博物館内で公開、その後さらにヴァロリスで作られた陶器作品とピカソの死後、未亡人から寄贈された作品などが加わり、1966年にピカソの名を冠した世界で初めての美術館が生まれた。2008年7月には改装工事も終了し、再び開館。ピカソは生涯に多くの場所にアトリエを構えたが、実際に訪れることができるのはこの美術館だけ。


この美術館にはピカソの作品のほかに、アンティーブに居住したニコラ・ド・スタールの作品群を筆頭にアルマン、バルチュス、セザール、レジェ、イヴ・クライン、タピエス、ピカビア、ミロなどの作品が展示されている。裏庭にジェルメーヌ・リシエのブロンズ像や遺跡をテーマにしたポワリエ夫妻の彫刻が並ぶ。コードダジュールの空と海がこれらの作品を引き立てる。



アドレス; 4,rue des Cordiers 06600 Antibes


ホームページ; www.mdig.fr


ここではピカソよりもスタールの作品が素晴らしいかも度★★★★☆

見どころ