オルセー美術館(パリ)

  • © Musée d'Orsay

  • © Musée d'Orsay Sophie Boegly

オルセー美術館(パリ) 1 Rue de la Légion d'Honneur 75007 Paris fr

シリーズ:建築で巡る美術館-美術館へと転身を遂げた建築物のご紹介-

駅舎美術館


オルセー美術館はその外観から知れる通り、元は駅舎だった。1900年のパリ万博開催時にフランス南西のオルレアンからパリをつなぐ線の終着駅だった。鉄骨建築の時代の象徴的建築物として、この駅舎のためにエッフェル塔の二倍もの鉄骨を使ったという。
駅として使われたのは40年ほど。その後併設されていたホテルが老朽化で廃業となると、1970年代初頭は劇場として一部利用された。いよいよ再開発の機運が高まった1973年、美術館としての再利用計画が持ち上がる。
時はミッテラン大統領時代。古代から近代美術のルーブル美術館と現代美術のポンピドゥー・センターの間の時代の作品を展示する美術館となった。今日でも大時計やプラット・ホームの巨大な吹き抜けなど、往時を偲ばせる駅舎建築を見ることができる。
映画にもたびたび登場したこの建築は、1962年のオーソン・ウェルズ監督の『審判』、1970年のベルナルド・ベルドリッチ監督の『暗殺の森』で、かつての駅の様子が見ることができる。

アドレス:1 Rue de la Légion d'Honneur 75007 Paris
最寄駅:メトロ12号線 «Solferino» ,RER・C «Musée d'Orsay»
 
昔の駅舎にはドラマが似合う度★★★★☆

 

詳細情報