アル=ケ=スナンの王立製塩所 パノプティコン(一望監視施設) 建築の旅 フランシュ=コンテ地方

  • © CRT Franche Comté/Michel JOLY

アル=ケ=スナンの王立製塩所 パノプティコン(一望監視施設) 建築の旅 フランシュ=コンテ地方 Arc-et-Senans, Doubs fr

 

アル=ケ=スナンの王立製塩所は名前のとおり、製塩所で塩を生産していた。製塩所がなんでこんなとろに?というとここには岩塩の鉱脈があるからである。

製塩所である以上に、ここで考えるべき点は放射状に建物を配置したことである。建築家クロード・ニコラ・ルドゥに任されたこの建築はパノプティコン(一望監視施設)の概念に基づいている。中心の一点から眺めると全てが見渡せる、というものだ。製塩所、ということでみれば全ての生産の様子が見渡せる、ということであるが、この方法は刑務所や近代都市に応用されることになる。

19世紀末にナポレオン3世がパリ市長オスマンに命じて作らせた新しいパリは、革命の温床となったバリケードを作りうる袋小路を撤去し、それだけではなく監視も容易な放射状の街路にしたものだった。この製塩所はベンサムのパノプティコンの概念を実践化した初期のものだ。

ルドゥはこの製塩所はさらに街へと規模を広げる案を持っていたが実現せず。

 

アクセス; アル=ケ=スナンARC ET SENANS駅下車、徒歩2,3分

 

放射線状の町に住んでたりして度★★★☆☆

 

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見どころ