美食の祭典:食べて楽しむ16のアイディア

Published on 2017年 10月 11日
  • La Fête de la Gastronomie

    La Fête de la Gastronomie met à l'honneur les savoir faire culinaires à travers une multitude d'événements : dégustations, animations, visites... - © DR

    La Fête de la Gastronomie

    La Fête de la Gastronomie met à l'honneur les savoir faire culinaires à travers une multitude d'événements : dégustations, animations, visites... - © DR

  • Aux Crayères - © Michel Jolyot

    Aux Crayères - © Michel Jolyot

  • © Mangez Paris

    © Mangez Paris

美食の祭典:食べて楽しむ16のアイディア

20179222324日に開催される美食の祭典(フェット・ド・ラ・ガストロノミー)では、フランスの料理文化を讃える大小さまざまなイベントが多数予定されています。第7回目となる今年のテーマは「食材中心」。フランス全土のシェフたちにとって、グルメのひとときを提案し、美食術を紹介するまたとない機会です。味わい深い3日間の会期中、発見に満ちた斬新な見学会、試食会、各種アクティビティが企画されています。食欲をそそるイベントのいくつかを以下に紹介しましょう。

アルプス - モンブラン

イゼール・フードフェスティバルIsère Food Festival(グルノーブル):親睦、分かち合い、地元の知恵と技術の紹介を旗印に開催される庶民的な食の祭典。今年で2回目となる当フェスティバルは、「食材中心」という全国統一のテーマのもと、丸天井が目を引く壮大なグルノーブル公益市場で開催されます。イゼール県の美食文化のアイデンティティーを力強く打ち出し、美食という切り口からこの地の魅力を高めようという意志に支えられたイベントです!

 

ビアリッツ - バスク地方

ピエール・オテイザ「干し草用フォークから食事用フォークまでDe la fourche à la fourchette:ピレネー山中アルデュード渓谷にて、養豚家でシャルキュティエ(豚肉加工職人)のピエール・オテイザがバスク豚「キントア」を紹介します。キントアはアンリ4世からルイ16世に至る「フランスおよびナバラの王たち」、つまりブルボン王朝の宮廷料理の名声をつくりあげた歴史ある豚です。このイベントではキントア豚の肥育や加工作業を見学し、赤味が強く、とろけるように柔らかいその霜降り肉を試食します。未加工肉でもハムでも、ほかにはない力強い味わいが特徴です。

 

ボルドー

展覧会「ジョージア、ブドウ栽培揺籃の地」にちなんだ大規模バンケット:ワイン博物館「シデ・デュ・ヴァンCité
du Vin
」では現在、ジョージア(旧グルジア)をゲストワイナリー国とし、その魅力を伝える上記展覧会を開催しています。当展覧会と連動し、2017年9月23日(土)、ジョージア流バンケットが大々的に開かれます。「タマダ」こと「司祭」が乾杯の音頭をとって祝宴をつかさどる、ワインの礼拝式ともいえる華やかなパーティーです!

 

ブルゴーニュ

シャ・ペルシェの食いしん坊の週末Week-end
gourmand du chat perché
(ドール):「シャ・ペルシェ」は「高いところに登った猫」の意味で、ドールの町にはこの猫のシンボルマークをたどる観光ルートが設定されています。「シャ・ペルシェの食いしん坊の週末」は、ブルゴーニュ・フランシュ=コンテ地方の歴史遺産と味との出会いを提案するイベントです。野菜づくりの現場から料理を皿に載せるまで、この地で追求されているのは「食材中心」のクオリティ。3日にわたる美食の祭典の期間中、ドールは巨大な美食の村となり、各種ショーや生産者および職人との交流会などが開催されるほか、多彩な料理が味わえます。

ファンタスティック・ピクニックFantastic
Picnic
皆でピクニックをするというシンプルで和気藹々としたコンセプトのもとに開催されるイベント。とはいえ、ピクニックの種類は30以上、まさに“ファンタスティック”なピクニックです。意外な場所で開催されるそれらのピクニックは、ガーデンパーティー、仮装パーティー、宝探しゲーム、野外ダンスパーティーといった形態で催されます。それぞれ異なる「ファンタスティック・パーティー」は、開催地に応じてそれぞれ異なるコンセプトを提案しています。ゆえに、各人の好みに合うものがきっと見つかることでしょう!

ブルターニュ

フェスティバル・グルマンFestival Gourmand(レンヌ):生産者とシェフという強力なコンビが連携して開催する祭典。さまざまなテーマのもとに実施するコンテストを通じて、2日にわたってレンヌおよびその周辺市町村のレストランやクレープ店の創造性が発揮されます。マルシェでの各種イベント、シンポジウム、料理ショーなども開催。プログラムの詳細についてはレンヌ観光局までお問合せください。

 

コート・ダジュール

ヴァンダンジュ・エトワレVendanges Etoilées(カシ):「ヴァンダンジュ・エトワレ」とは直訳すれば「星がきらめくブドウ収穫祭」。カシの美食とワインを楽しむフェスティバルで、9月22日~24日の週末、カシの村や港で30を超える無料の料理ショーが開催されます。さらに、生産者や職人の35の店が参加するマルシェ(市)や、ミシュランの星付きシェフによる料理教室、ワイン醸造学のマスタークラス、2回の素晴らしい夜会のほか、各種イベントが予定されています。

シャトーヌフ・デュ・パプ生産者連盟Fédération des Producteurs de
Châteauneuf-du-Pape
グルメな見学会を通じて、シャトーヌフ・デュ・パプのドメーヌのブドウ畑の魅力に迫ります。ドメーヌ内でのブドウの収穫体験、醸造所見学、野外で楽しむアペリティフやピクニックなどが企画されています。

 

リヨン

アフリカ50 Africa50:リヨンでは毎年、アフリカおよびカリブ諸国の料理の豊かさと多様性をさまざまな角度から紹介、PRする目的で、「アフリカの味と美食のフェスティバル(SAGALY)」が開催されています。美食の祭典は、このイベントの前宣伝となる格好の機会です。2017年の美食の祭典では、「アフリカ50」協会がエキゾチックな料理や飲み物を無料で試食・試飲できるスタンドを用意します。

ノルマンディー

レ・ボー・ザール・キュリネールLes Beaux Arts Culinaires:ノルマンディー地方農産加工品質研究所(Irqua)が主催する、当地方の生産物と美食文化、そしてその担い手を紹介するイベント。具体的には、当地方の名シェフたちが美術館に招聘され、そこに展示されている絵画に着想を得たレシピを考案、館内で料理イベントを実施します。嬉しいことに、そうしてつくられた料理は訪れた人に試食としてふるまわれます。そうすることで、絵画と当地方の食材を同時にPRする仕掛けです。3回目となる今年は、当地方の7つの美術館に70人以上のシェフが参加して開催されます。芸術愛好家、家族連れ、好奇心旺盛な人、観光客、食通家に食いしん坊……さあ、美術館でノルマンディーを味わいましょう。

 

パリ

国際美食村Le village international de la gastronomie2016年に初めて開催された美食村は25,000人を超える来訪者を数えました。その成功を受け、今年もまた美食村が開催されます。パリの中心で世界一周の旅が楽しめるこのイベントでは、50を超える国の料理や文化に触れることができます。試食、料理ショー、コンサート、ダンスショー、世界各地の衣装や装飾品の紹介などが予定されています。

ストリート・フード・テンプルStreet Food Templeストリート・フード・テンプルが中心に据えている「経験と味と風味を分かち合う」という価値を、ルレ・エ・シャトー加盟のシェフたちによる大規模なバンケットを通じて追求します。多目的施設「カロー・デュ・タンプル」では「フランス・コロンビア年」にちなみコロンビアをゲスト国とし、スーペールメルカド(スペイン語で「スーパーマーケット」の意)、クンビアとサルサのリズムに乗ったダンスパーティー、この一大料理イベントを開催するため招聘されたコロンビア人シェフによる料理などを通じてこの国の魅力に迫ります!すべての人にとってこのイベントは、新しいものに触れ、学び、経験を共有し、味わい試食し、食材を手に入れる素晴らしい機会となることでしょう。

 

プロヴァンス

プロヴァンス美食の祭典Fête de la Gastronomie en Provence:当地方の食材とその先駆的な試みを紹介する数々のイベントを中心に、毎年趣向を変えて実施されている3日間の祭典。多くの市町村が参加して、地元が誇る腕利きの生産者たちが出品するマルシェ、ピクニックやバンケット、見学会、料理ショーなどを開催しています。

 

トゥールーズ・ピレネー

トゥールーズ・ア・ターブルToulouse à Table:町のあちこちで開催されるバライティー豊なイベントを通じて、「バラ色の町」トゥールーズがその美食文化を讃えます。この機に登場するのは、新たな販売手段となるフードトラック。10台ほどのトラックが町に繰り出し、地元の美味なる食材を紹介します。さらに、市民が集う大々的なバンケットも開催。この素晴らしいイベントのフィナーレを飾ります!

ロワール渓谷

食いしん坊のそぞろ歩きBalade
gourmande
(アンボワーズ):アンボワーズの町の中心部を散策するイベントで、クロ・リュセ城、ガイヤール城、アンボワーズ城の3つの歴史建造物をめぐります。さらに、散策の途中、ヌガー・ド・トゥール(果物のコンポートやドライフルーツをダコワーズ生地で覆ったタルト)、トゥーレーヌ地区のワインや山羊のチーズ、トゥールのリヨン(豚の角煮)などいくつかの名産物の魅力を紹介します。また、レストランのシェフたちがトゥーレーヌ特産のピンク色の豚「ル・ロワ・ローズ(バラ色の王)」の美味しさを引き出す料理を提案。夕刻にはシャントルー寺院で大規模なピクニックが開催されます。

・ロワールフェスティバルFestival de Loire(オルレアン):オルレアンとその周辺市町村は、2017年9月20日~24日に開催される第8回ロワールフェスティバルの一環として美食の祭典をメインイベントとして扱います。これはレストランシェフに提案される統一メニュー、「レ・タパス・ド・ロワール」を味わう絶好の機会です。スペインの小皿料理を意味する「タパス」を統一メニューとすることで、ロワールフェスティバルのゲスト国、スペインにオマージュを捧げます。さらに、船をテーマにした砂糖細工の展覧会も開催されます。展覧会ではロワレ県のパン職人がつくる「ショソン・ド・ロワール(フルーツを詰めた半円形のパイ)」も味わえます。