*第**70**回カンヌ映画祭のリズムでレッドカーペットの彼らと共に楽しみましょう!* France.fr *が今回初めて、スター達がカンヌの象徴レッドカーペットの階段を上る際に流れる音楽を、プレイリストにしてお届けします! プレイリスト作成者は、実際にレッドカーペットのその場で音楽を担当しているグループ**KCPK**のクリストフ・コーレとファブリス・ブロヴェリにお話をうかがいました。なんといっても、一番よくご存知なのは彼らですから…*
*France.fr**:今年のカンヌでのあなた方のミッションとは**?*
*KCPK****:多い時には日に4*回スターがレッドカーペットを上ります。我々のカンヌでのミッションは、レッドカーペット上で起こることを音楽で表現すること。それは単なるミックスではなく、レッドカーペットの雰囲気を作り、伝え、構成する作業です。どことなく厳かでありながら、なおかつ陽気な音楽です。
*France.fr**:レッドカーペットのサウンドトラックは、どのように選ぶのですか?*
*KCPK****:*招待されたスターだけでなく、観客やテレビ視聴者に合わせて、その日ごとの音楽を選びます。人々に新しく紹介したい曲と、誰もが知っている曲とのジャストバランスを見つけなければなりません。そしてこの映画祭のイメージにふさわしく、全体がエレガントになるように。ペドロ・アルモドヴァルなど個性的な映画監督や俳優、音楽界のセレブたちといった招待者を意識したものになるように、特に気をつけています。
*France.fr**:どんな反応、どんな感動が生まれることを意図されていますか?*
*KCPK****:*じわじわとくるものであること、できる限り人々の反応を先取りして、ふさわしくない場合には曲を変えるようにしています。大切なことは、よいムードを作ること。オープニングのレッドカーペットで、スーザン・サランドンが小さくステップを踏んでいましたが、選んだ曲が人に受けているのを見るのはいつもうれしいです!
*France.fr**:カンヌが重要なイベントになっている要因は何だと思われますか?*
*KCPK****:*カンヌ映画祭において大切なポイントでありながら、必ずしも一目見ただけでは分からない点は、映画祭が無料のものだということです。映画祭には、比較的容易に参加できます。これは文化の多様性に関するメッセージであり、この多様性の尊重におけるフランスの立場を示すメッセージです。カンヌに行って別の世界の映画を見ることで、あなたの今後の人生や物の見方に何らかの影響があるかもしれません。時には不快に感じたりつまらなく思ったりするかもしれませんが、何も感じないことは稀です。この点が興味深いのです。
*France.fr**:カンヌを去って、オープンカーでコート・ダジュール沿いをドライブするとしたら…?お勧めの音楽は何でしょうか?*
*KCPK****:ニノ・フェレールの『Le Sud』とウンベルト・トッツィの『Ti Amo*』!
カンヌから中継:レッドカーペットの音楽でダンス!
*KCPK**とは?*
「ミュージシャン、アーティスト、歌手、写真家、アーティスティック・ディレクター、DJのどれでもなく、それらすべてを一度に行なっています」